【校長のつぶやき】校内研究、着々と…(令和4年6月24日・金)
- 公開日
- 2022/06/24
- 更新日
- 2022/06/24
校長のつぶやき
今日もブロック研究で、6年生の授業がありました。同じところの授業でも、いろいろな展開の仕方があるのだということを改めて感じています。
子供のつぶやきを拾いながら、めあてを決めるのは前回のクラスと一緒。今回は「賢治が『やまなし』に込めた思いについて考えよう」です。その後、ノートに自分の考えを書き、意見交流(周囲から全体へ)というのも、ほぼ似ているかもしれません。今日のクラスは、周囲との意見交流が大変活発で、友達の意見を聞きながらその場で自分の考えを修正し、ノートに書いている姿も見られました。全体発表の前に、来客対応で退室したため、その後の展開を見ることができませんでしたが、最後に教室に戻った時には、黒板に多くの意見が書かれていることから、様々な意見が出たことは想像できました。
めあてとともに、子供たちに考えさせるための学習問題や発問をどうするか、子供たちをどのように関わらせるか、どこで立ち止まらせて焦点化させるか、授業者がどのように切り返すか、ノートにどのようなことを書かせるか、…このようなことが課題ではないかと思います。子供の発言やノートの記述から、「深い学び(読み取り)」があったといえるのかということの検証も必要でしょう。そのような視点で、研究を深めることができれば…と思います。