学校日記

【校長のつぶやき】教育実習、お疲れ様でした(令和6年6月8日・土)

公開日
2024/06/08
更新日
2024/06/09

校長のつぶやき

 昨日7日(金)で、4週間の教育実習が終わりました。
 実習のために入っていた4年生のクラスでは、実習生とのお別れ会を子供たちが企画していました。実は、「実習生のために寄せ書きを作りたいので、校長先生も一言、書いてください。」と、約1週間前に子供たちが校長室へ依頼をしに来ていました。教頭の所にも行っていたようです。(もちろん一言どころではすまないメッセージを書かせてもらいましたが…。)お別れ会の様子を少しだけのぞかせてもらいましたが、子供たちが中心になって進行しており、実習生と最後に楽しい時間を過ごしたいという思いが伝わってくるような雰囲気でした。

 最終日の実習日誌には、あっという間の4週間であったこと、多くの学びをくれた子供たちへの感謝の思い、指導教官への感謝の思いなどが綴られていました。指導教官のコメントを読むと、お別れ会で号泣していた子がたくさんいたとのこと。本日の親子清掃に実習生が来てくれることを楽しみにしていた子がいることなどがうかがえました。指導教官も書いていましたが、子供たちは実習生のことを本当に大好きだったようです。
 教育実習では、実際に子供たちを目の前にしながら基本的な指導技術を身に付けることも大切ですが、子供たちとの関係・絆を築くことも大切です。子供たちといい関係を築けるかどうかが、教育活動の効果に大きな影響を及ぼすと言っても過言ではありません。教員の人間性も問われると言ってもいいかもしれません。もちろん人間ですから相性もあるでしょう。「合う、合わない」ということもあるかもしれません。でも、多くの子供たちに受け入れてもらうことは、教員にとっても子供たちにとってもプラスであることには違いありません。そういう意味では、今回の実習はお互いにとってプラスと言える素敵な出会いだったと言えるのではないかと思います。

 4週間、本当にお疲れ様でした。簡単には言い表せない様々なことを学んだことでしょう。この経験を今後の生活に生かしていただければと思います。
 まずは、7月上旬の教員採用試験。頑張ってください。応援しています。