学校日記

【校長のつぶやき】今日は「終戦の日」(令和6年8月15日・木)

公開日
2024/08/15
更新日
2024/08/15

校長のつぶやき

戦後79年が経ちました。

今日、8月15日は「終戦の日」です。

毎年、原爆投下の日からこの1週間くらいは、平和について考える機会になればと思っています。


8月6日、広島市長が述べた平和宣言の一部に次のような言葉がありました。

争いを生み出す疑心暗鬼を消し去るために、今こそ市民社会が起こすべき行動は、他者を思いやる気持ちを持って交流し対話することで『信頼の輪』を育み、日常生活の中で実感できる『安心の輪』を、国境を越えて広めていくことです。そこで重要になるのは、音楽や美術、スポーツなどを通じた交流によって他者の経験や価値観を共有し、共感し合うことです。こうした活動を通じて『平和文化』を共有できる世界を創っていきましょう。特に次代を担う若い世代の皆さんには、広島を訪れ、この地で感じたことを心に留め、幅広い年代の人たちと『友好の輪』を創り、今自分たちにできることは何かを考え、共に行動し、『希望の輪』を広げていただきたい。」


また、8月9日、長崎市長が述べた平和宣言の一部には次のような言葉があります。

一人ひとりは微力であっても、無力ではありません。私たち地球市民が声を上げ、力を合わせれば、今の難局を乗り越えることができる。国境や宗教、人種、性別、世代などの違いを超えて知恵を出し合い、つながり合えば、私たちは思い描く未来を実現することができる。」


さらに、8月6日、広島の小学6年生による「平和の誓い」…

願うだけでは、平和はおとずれません。色鮮やかな日常を守り、平和をつくっていくのは私たちです。一人一人が相手の話をよく聞くこと。「違い」を「良さ」と捉え、自分の考えを見直すこと。仲間と協力し、一つのことを成し遂げること。私たちにもできる平和への一歩です。さあ、ヒロシマを共に学び、感じましょう。平和記念資料館を見学し、被爆者の言葉に触れてください。そして、家族や友達と平和の尊さや命の重みについて語り合いましょう。世界を変える平和への一歩を今、踏み出します。」


今後、平和を維持し続けるためには何が大事なのか、どのような姿勢・思いが大切なのか…国府津小の子たちにもぜひ考えてほしいことです。

私たち教員も、歴史学習のときだけでなく、常日頃から、このことを意識して教育に当たっていきたいと思います。