【校内研究・全体会】授業研究「3年」国語
- 公開日
- 2023/07/12
- 更新日
- 2023/07/12
できごと
7月7日(金)、全体会としては今年度2回目の授業研究です。
3年生の国語の授業をもとに、放課後、協議を行いました。
成果と課題を出し合います。
児童は意欲的に取り組んでいました。
学び合う姿も見られました。
ただ、後半の「りいこがうれしくなったのは、どうしてだろうか。」を学び合いながら深めるための時間が足りなく、児童相互のやり取りの中で読みを深めていけるようにするためにはどうしたらよいかということが課題として残りました。
最後には、小田原市教育委員会の指導主事さんから指導助言をいただきました。
「子どもが主体的に、対話的に学ぶ姿」とはどういうことなのか。
「主体的に学ぶ」ためには、子どもの教材に対する思いや願いを「問い」として位置付ける。(教師からの発問ではなく)
どういう「問い」が必然性をもっているのか?
(「自分だけでは自信がない。でも、どうしても解決したい。」など)
「対話的に学んで深める」ために、
まずは「他者との対話」で、みんなと話したり関わったりする、
そして、「自分との対話」で、他者との対話で得たことをもとに自分の現状を振り返って整理をする、
このような過程を通して、よりよいものを生み出したり、よりよい自分になったり、前より高まろうとする…といった場を大事にしたい。
授業の振り返りとしては、「今日の『問い』はどうだったか?」「子どもの姿はどうだったか?」を中心に考える。
協議では、「意欲的」だったかどうかということは捨て、「主体的」な学びであったかどうかを検証する。(「主体的」と「意欲的」は異なる。)
などなど、今後の研究の指針となるようなことをご教示いただきました。