学校日記

【4年】クラスみんなで決めるには

公開日
2025/09/25
更新日
2025/09/25

できごと

校内研究のブロック研究(中学年)の一環として行われた授業です。

国語の時間、司会者・提案者、参加者などの役割を意識しながら話し合う練習をしてきました。

共通点や相違点に着目しながら話し合い、多くの人が納得するような結論を導いていきます。


議題は「会社活動について」。

このクラスでは、係を「会社」のように見立てて活動しています。

その「会社」の今後の在り方について、3人から提案がありました。


「今ある会社を見直し、うまくいっていない会社はなくしたり合体したりする。」

「新しい会社を加えたり、今ある他の会社に移籍したりする。」

「今ある会社はそのままにして、メンバーだけ入れ替える。」


それぞれの提案について、どのように考えるか、まずは、近くの人と意見交換。

そして、全体で意見交流・話し合い。


挙手したり、指名をしたりせずに、自分たちで自分の出番を意識して自主的に立って発言をします。

それぞれが自分の出場所を考えているのです。

場合によっては、「自分の提案に対して、○○さんはどう考えますか?」と投げかけ、発言を促すこともあります。

教員は、児童に立ち止まらせて考えてほしいときや、児童たちが気付かない視点を与えるときなど、最低限度の出で抑えています。


子供たちにとって、自分たちの学校生活に関わる切実な問題だからこそ、意欲的に・主体的に議題に関わっていますが、進行も自分たちで主体的に行っていることがうかがえました。

今日は、多くの教員に参観されていたため、緊張感からいつもより発言が少なかったよう。

でも、普段からこのような形態で話し合いが進行していることがうかがえます。

たくましさとかっこよさを感じる授業でした。