【3年】国語「まいごのかぎ」…りいこの気持ちの変化
- 公開日
- 2023/07/12
- 更新日
- 2023/07/12
できごと
主人公「りいこ」の気持ちの変化を場面ごとに読み取っている3年生。
場面ごとのワークシートに記載されている「ハッピーメーター」に、りいこのハッピー度を理由とともに記していきます。
「4…とってもハッピー」「3…まぁまぁハッピー」
「2…あまりハッピーじゃない」「1…ハッピーじゃない」の4段階。
4にした子…13人 3にした子…7人
2にした子…2人 1にした子…1人
それぞれ、理由とともに発表をしていきます。
A「3から1だと思う。最初わくわくとあるけど、怖くなって逃げだしたとあるから、わくわくが少なくなったから。」
B「4だと思う。『りいこもうれしくなって』とあるから。80ページの9行目に大きく手を振り返してのところ。」
C「1から4だと思う。最初は目を輝かせていたけど、すぐにわくわくした自分が嫌になって怖くなってしまったから。でも、図工の時に消したウサギがこちらに手を振ってくれたので、すごくメーターが上がったと思う。」
A「さっき、3から1と言ったけど、変えてもいい?今のC君のを聞いて4になった。B君に似ているけど、最終的に『ウサギに悪いことをしたなぁ』と思っていたそのウサギが手を振り返してくれたので、うれしくなって、4だと思う。」
Aさんのように、友達の考えを聞きながら、自分の考えを見つめ直す学びの姿勢がすばらしいです。
この後、「りいこが、こんなにうれしくなったのは、どうしてだろうか」について、考えました。
最初は、「ウサギに会えたのがうれしい。」「ウサギに手を振られたから。」と考える子が多かったのですが、視点を変えてみることで、違う理由を見つけ出していきます。
読みが深まっているようでした。