【校長のつぶやき】楽しい英語の授業(令和4年11月15日・火)
- 公開日
- 2022/11/15
- 更新日
- 2022/11/15
校長のつぶやき
本日、小田原市の研修事業の一環として、外国語教育アドバイザーが本校に派遣され、外国語の授業を公開し、放課後、授業研究会を行い、指導・助言をいただくという場がありました。アドバイザーは武蔵野大学・特任教授の江原美明先生です。公開授業は4年1組で行い、本校の職員に加え、国府津中学校の英語教員2名を含む他校の先生方もリモートで参加されました。
10数年前から小学校に導入された英語の授業。導入時は、5・6年生のみ、年間35時間の「外国語活動」でした。3年前の指導要領改訂で5・6年生は年間70時間の「外国語」として教科となり、3・4年生に年間35時間の「外国語活動」として位置付けられました。小学校の外国語の授業も、授業の展開の仕方、教育活動の内容等が定着してきました。「外国語活動」ではまず英語に慣れ親しむこと、積極的にコミュニケーションをとろうとすることを目標とし、少なくとも小学校段階で「英語嫌い」にさせないということを意識しながら、授業展開を考えています。
今日の授業では、子供たちが意欲的に、そして、楽しそうに活動に取り組んでいる姿が見受けられました。講師の江原先生からも、「模範的、理想的な授業」とお褒めの言葉をいただき、「活動中も一人も取り残さないといった授業者の配慮が見られ、学級経営の成果もうかがえる」ともおっしゃってくださりました。本当に子供たちは楽しそうに英語でやり取りをしていました。このような雰囲気で英語の学習が進めば、英語での表現に慣れ、自分が使える英語をフル活動してコミュニケーションをとろうとする子も育っていくのだろうなと感じます。
また、江原先生からは、「外国語の授業で大切なことは、みんなで仲良く助け合う、相手意識をもって助け合って学んでいくことが大事…これは学校でしか学べないこと」というお話もありました。今日の授業でも、そのような姿を垣間見ることができました。
昨日の本欄でも触れたように、人との関わりの中で学ぶことから得られる力は、「学校だからこそ」のものです。今日のような授業、学級が増えていくことを期待しています。