学校日記

【4年】尊徳学習…勤労・分度・推譲

公開日
2025/10/24
更新日
2025/10/24

できごと

小田原市の4年生は、郷土の偉人・二宮尊徳について学んでいます。

いわゆる「尊徳学習」です。

24日(金)3・4校時、二宮尊徳(金次郎)の生家がある栢山の尊徳記念館から講師をお招きし、尊徳についていろいろと教えていただきました。


二宮尊徳の少年時代から亡くなるまでの生涯をアニメにまとめたDVDをみんなで視聴しました。

二宮金次郎と呼ばれていた少年時代は、大変な苦労をしていたことを知りました。

田畑を失い、父・母が続けてなくなり一家は離散。

そんな状況の中でも、夜なべをしてわらじを作り差し出したり、酒匂川の洪水を防ぐために松苗を植えたり…。

銅像になっている薪取りの途中で読書をしている姿は、この頃のものです。

親戚の家に引き取られた後も、菜種をまき菜の花を育て菜種油を多く作り出したり、捨て苗を植えてもみ一俵を次の年には五俵にしたり…。

小さなことをコツコツと積み重ねて大きなものへ…これを「積小為大」といいます。

その後、小田原藩の財政を立て直し、さらに今の栃木県の桜町領の立て直しに力を注ぎます。

やがて「報徳仕法」と呼ばれるものが、弟子たちによって各地に広まりました。


DVD視聴後も、尊徳の教えや工夫、努力などについて教えていただきました。

教えていただいたことをたくさんノートに記録している子もいました。

授業後に、講師の先生に直接尋ねに行く子も…。

素晴らしいです。

尊徳の教え、4年生の皆さんはどのようにとらえたでしょうか。