【校長のつぶやき】最高の運動会(令和7年10月20日・月)
- 公開日
- 2025/10/20
- 更新日
- 2025/10/20
校長のつぶやき
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今日は、運動会の振替休業日…皆さん、しっかり休養を取って疲れは取れているでしょうか?
一昨日の運動会、いかがだったでしょうか。
演技中・競技中、子供たちの笑顔や一生懸命に取り組んでいる姿を見ていて、私も笑顔になったり熱が入ったりしました。
これまで機会があるたびに、「開校140周年記念運動会」として、「子供たちが自分たちで考えたり選んだりしながら、企画・運営をしてきた運動会であること」をアピールさせていただきました。
これまで見たことのないような種目もありました。
多くの子が楽しめる運動会になっていたように感じます。
最も練習を費やした表現は、どの学年も笑顔いっぱい、そして、自信に満ちた表情で踊っていました。
国府津の子は、ダンス好きの子が多く、休み時間でも曲が聞こえてくると、よく踊っています。
学年によっては、ダンス実行委員が中心になって、休み時間にも練習を進めていたり、認定証を発行したりと、工夫を重ねながら、より良い表現を目指し、向上心をもって取り組んでいました。
正直なところ、いろいろな事情で体育の時間の練習になかなか参加できなかった子もいます。
でも、本番ではその参加できなかった子も楽しそうに踊っているのを見て、涙が出そうになりました。
一方、これまでいろいろな形で準備や練習に取り組んできたのに、いろいろな理由で当日、参加できなかった子も何人かいました。
運動会に参加できなかったのは残念ですが、これまで自分なりにやれることを頑張ってきたこと、その過程(プロセス)を振り返り、自分の力にしてほしいなと思います。
毎年、運動会の向けていろいろなドラマがあります。
一人一人いろいろな思いをもっているからです。
担任をはじめ多くの教職員が声かけや働きかけをしてきました。
保護者の皆様のご協力もありました。
そのような過程(プロセス)を踏まえて、運動会当日の姿を見ていると感無量になります。
各種目における技能の習得だけでなく、年齢・学年を超えた仲間と企画・運営するときのノウハウや、友達への働きかけや声かけの在り方等の精神的なもの…運動会を通して学んだこともいろいろあることでしょう。
自分たちで考えたり選んだりしたことが実現できることの楽しさや喜び、成就感や達成感、そして、いろいろな仕事を通して得られた自己有用感などを、活動のエネルギー源にして、運動会を通して学んだことを今後の生活にも生かしてもらいたいと思います。
子供主体で取り組む活動は、教職員にとってかえって負担が増えてしまうこともあります。
教師主導で進めた方が、スムーズに進行することがあるからです。
しかし、本校の職員は、子供たちの可能性を信じて、委ねたり任せたりしつつ、そして、学年の発達段階に応じて適度に指導助言をしていきながら、今年度の運動会をつくり上げてきました。
もちろん課題も残りました。
(その一つとして、予定時刻をだいぶ過ぎてしまい、午後、予定を入れていた方々にはご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。)
課題点を明らかにしつつ修正しながら、向上心をもってさらにより素敵な運動会の在り方を追究していきたいと思います。
今年度の運動会は、個人的には大成功…最高到達点だったと思っています。
(教頭が、運動会の合間に私たち職員の姿を密かに写真撮影し、「最高到達点」のBGMと共に1本の動画にまとめ、職員だけがその動画を閲覧できるようにしてくれていました。職員一人一人が子供たちに働きかけている姿、動き、子供たちへのまなざしを見ていて、なんだか感激してしまいました。)
毎年のことですが、今年度もまた、体育主任をはじめ、児童の指導に当たった職員全員、準備等に力を注いだ職員全員に「お疲れ様でした」「ありがとございました」という言葉を伝えたいと思います。
保護者の皆様にも、いろいろな形でご協力をいただきました。
日頃の子供たちへの励ましの言葉、いろいろな準備、当日の熱いご声援、さらに、片付けにもご協力いただき、心より感謝申し上げます。
卒業生である中学生も、応援に駆けつけてくれただけでなく、片付けも手伝ってくれました。
ありがとうございました。
地域の皆様にもたくさんご来場いただき、熱い声援を送っていただきました。
今年度もまた来賓席・敬老席があふれるくらいでした。
こんなに多くの地域の皆様に見守られている国府津っ子は、本当に幸せです。
暑い中での熱いご声援、本当にありがとうございました。