5年生 理科 「もののとけ方」
- 公開日
- 2024/12/13
- 更新日
- 2024/12/13
5年
+7
12月12日(木)
5年生(5年1組)における理科の学習の様子です。
この時間は、校内研究【高学年・ブロック研】を兼ねていますので、写真・画像のように、何人かの教職員が参観するなかでの授業となりました。
5年生の理科は、写真・画像のように、理科専科が行っています。
本単元「もののとけ方」は、「もの」を水に溶かし、水の温度や量によるとけ方の違いを、それらに係る条件に目を向けながら調べ、見出した問題を計画的に追究する活動を通して、物のとけ方の規則性についての見方や考え方をもつ・・・といったことを目標としています。
なお、本単元は15時間の計画ですが、この時間は、さいごのまとめに近い「14時間目」ということもあって、
砂、食塩、ミョウバンの混ざった液から、食塩とミョウバンを別々に取り出す
ということに挑戦しています。
15時間目が実験になりますが、この時間はそのための予想や実験計画などの準備・相談の時間です。
理科では実感をもって学んでいくことが大事であり、また、実験等を通して実感しながら学ぶことで科学的な思考の定着が図られやすくなります。
その一方で、適切な実験が積み重ねられていないと逆に誤学習をすることもあるため、そのためにも、事前の準備や予備実験等が必要な授業ともいえます。
理科的な視点からみても、また、日常的に「学びに向かう」ことが培われてきている環境や人間関係であることもあって…
一人一人がこの時間に何をするのかをよく理解し、友だちと関わり合いながら、意欲的かつ適切に予想や実験計画などを考えていました。
また、グループでの活動や相談をする際には、後に全体で共有するために「ホワイトボード」を活用するとともに、話し合ったことを手際よくかき表している姿からも、着実に学びを積み重ねていることが伝わってきました。
いずれにしても、終始、困っている友だちを感じては、やさしく声をかけたり支えたり…している温かい雰囲気の中、学習が進んでいきました。
次はいよいよ、この時間の思考実験をいかした「実験」です。
子どもたちは楽しみにしているようですが、どういった結果がまっているでしょうか。