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5年生 国語 「伝記を読み、自分の生き方について考えよう」 校内研究・ブロック研究

公開日
2024/11/24
更新日
2024/11/24

5年

11月20日(水)

5年生における国語の様子です。(5年2組)


この時間は、校内研究【高学年・ブロック研】を兼ねていますので、写真・画像のように、何人かの教職員が参観するなかでの授業となりました。

子どもの学びの充実のために 〜授業研究・校内研究全体会 6月12日〜

6年生 国語 「目的や条件に応じて話し合おう ~みんなで楽しく過ごすために~」 校内研究・ブロック研究


「やなせたかしさんはどんな人か考えよう」


教科書の教材文である

『やなせたかしーアンパンマンの勇気』

について、単元をとおして読んできた子どもたちですが、約全9時間のうち、4時間目となるこの日は、

「やなせたかしさんの生き方について考えよう」

ということを全員のめあてとしていた時間でした。


アンパンマン

という、誰もが知っているであろうキャラクターが、そしてその作者である「やなせたかし」さんの話であることから、教室の掲示物からも、子どもたちにとって魅力的な教材であることが伝わってきます。


さて、この時間に戻りますが、まずは、改めて、自分の考えについて…己を見つめたり書いたりしながらまとめ、その後は、同じような考えの友だち同士が集まって、考えを交流しています。


これにあたって(グループになる前に)、教師は、(全員の)子ども一人一人が書いている様子をメモしながら、交流がより効果的になるよう、瞬時にグループを編成しているようでした。


「弟のことを思っているんだ…。」

「自分に何ができるのかを考えていることが(やなせたかしさんは)すごい!」

「どんな仕事にも決してあきらめていない。」

「『あきらめない』ところがすごいなあ…」


「すごい」という感想に象徴されるように、第三者的にみつめている子もいれば、時に、子ども自身が今までの人生や生活経験に照らして、より自分ごととして説明文をみつめている子もいます。


一人一人の多様な考えが、少しでも対話をとおして深まることをねらってのグループ編成であり、グループでの意見交流です。


「交流をとおして、自分の考えをより見つめ直す機会になっていたのか。学びは深まっていたのか。」といったことなどについて、子どもの姿を見取った教師たちによる授業研究としての検証は、放課後の時間にも行われていました。