子どもの学びの充実のために 〜授業研究・校内研究全体会 6月12日〜
- 公開日
- 2024/06/14
- 更新日
- 2024/06/14
校長室から
定期的に互いの授業を観察し、子どもの姿から見取ったこと等の協議をとおして教師としての授業力や指導力の向上を図る「校内研究・授業研究」が、令和6年度もはじまりました。
令和6年度は、全職員が「同じ場所」に集って授業を観察・協議し合う【全体研】が3回、そして、低・中・高学年・わかば級といった小集団ごとに授業を観察し合う【ブロック研】は全担任が行っていく予定です。
6月12日は【全体会】の第1回目として、3年担当である本校の研究主任の教室に全教師が集いました。
互いの授業を実際に見合い、その後、授業を振り返りながら協議することをとおして切磋琢磨していくことは、翌日からの子どもの学びの充実につながっていきますのでとても重要です。
このような場をとおして、子どもの表情や仕草まで含めた姿をみとり、その背景や姿の前後などを推察することをとおして、児童理解に関する感度・感覚を高めていくことや、何より、
「子どもってすごいよね」
「〇〇さんは、こんなに立体的に物事を捉えていたのか」
などと、子どものすごさや無限の可能性を教師間で分かち合うことに価値があります。
放課後には、研究協議をとおして教師としての学びを深めていきます。
授業を行った3年生の教室をそのまま協議会の会場したことで、子どもの姿や教師の対応等について、より想起しやすくなっているようです。
教職員一人一人が真剣に授業と向き合い、ベテラン職員も若手職員も一緒になって意欲的に子どもの姿を中心に語り合いました。
また、この日は、この3月まで早稲田大学教授を務められ、現在は早稲田大学名誉教授でいらっしゃる先生が来校され、客観的な立場で指導助言をいただきました。
8月に実施する教職員向けの研修や、11月の授業研究【全体会】にもお越しいただけることになっているので、次も楽しみであるとともに、見出した課題や助言などを、職員と一緒に考え、次に活かしていきたいと考えます。