学校日記

卒業に向けて〜6年生〜

公開日
2016/03/04
更新日
2016/03/04

できごと

6年生を送る会も終わり、いよいよ卒業まであとわずかというところになりました。
卒業に向けて、別れの詩(ことば)の担当を決めたり、別れの詩(合唱)の練習をしたりしています。
「心をこめて言う、歌う」という言葉を耳にすることがあります。よい言葉だと思いますが、響きだけが先行している感じがしています。具体的な話をすると「心をこめています」と口にはするものの、声や表情、姿勢などが伴っていないことがあります。
人の気持ち、心自体は、目で見ることも、耳で聞くこともできません。だからこそ、人は表情や動き、ことばを使って、見たり聞いたりすることができない気持ちや心を、見えるかたち、聞こえるかたちにして、伝えようとするのです。
卒業に向けた取り組みを通して「心をこめる」という言葉の意味を、子どもたちと共に深めたいと思います。