学校日記

5年生 朝の黒板メッセージがつくる学級の時間

公開日
2026/04/14
更新日
2026/04/14

できごと

5年1組の教室では、担任が毎朝、黒板に子どもたちへのメッセージを書いています。


新年度がはじまったばかりということもあり、学級・学年の土台をつくり、子どもと教師の互恵的な関係を育んでいくために、この担任が大切にしているすてきな手立ての一つです。


「おはよう」から始まるその言葉には、昨日の出来事、小さなクイズ、今日の学習の見通し、そして子どもたちへの励ましなど、さまざまな思いが込められています。


子どもたちは登校すると、まず黒板の前に立ち、文字を追うことでしょう。

笑顔で楽しみに教室に入ってくる子どもの姿が目に浮かんでくるようです。


そこに書かれた言葉からは、担任のまなざしや願いがやわらかく伝わり、

「今日も先生が迎えてくれている」

という安心感の中で一日を始めることができます。


黒板メッセージは、単なる連絡ではありません。

クラスで大切にしたい価値観――やさしさ、思いやり、前向きな気持ち、仲間とのつながり――が、日々の言葉を通して自然に育っていきます。

また、メッセージを読んだ子どもが「先生、昨日のあれね…」と話しかけてくるなど、黒板が“静かな対話の場”となり、関係づくりのきっかけにもなっています。


4月に校長として着任して以来、どの学級・学年でも、担任が子どもの状況や自分自身の持ち味を生かしながら、さまざまな工夫を重ねていることを強く感じます。


この黒板メッセージも、まさにその一つです。

子どもを迎え、安心をつくり、学びへの気持ちを整える……。

毎朝のメッセージが、5年生の教室に温かな空気を生み出し、学級の土台を支えています。