【校長のつぶやき】3年生の子たちに感激!(令和6年12月23日・月)
- 公開日
- 2024/12/23
- 更新日
- 2024/12/23
校長のつぶやき
昼休み、校内を回り終えて校長室に戻ってくると、3年2組の子5人ほどが、校長室の前で私を待っています。
「校長先生の疑問に答えるために来ました。」と子供たち。
最初、何のことか分からなかったけど、よくよく聞くと、3年2組の研究授業で理科の磁石の授業を見に行った時に、私がふと漏らした疑問をなんとこの10日間、追究し、実験で確かめ、しかもスライドにまとめてくれたというのです。
その時の授業では、磁石に釘をくっつけていると、その釘は磁石になりました。
でも、ずっと磁石になっているわけではなく、しばらくすると、磁石になったはずの釘にくっついていた釘は離れてしまうのです。
そこで、私の疑問。
釘が磁石になっていられる時間は、限られているのか?何に関係しているのか?
2組の子供たちは、この私の疑問に答えようと、「元々の磁石と釘がくっついている時間の長さによって、その釘が磁石になっていられる時間も違ってくるのでは…?」という仮説を立て、実験をしたそうです。
(3人の子が確かめてまとめてくれたそうで、あとの2人は付き添いだそうです。)
磁石の釘を引き付けている時間を変えながら、その磁石になった釘が普通の釘をどのくらい引き付けていられるかを確かめ、クイズ形式にまとめ、スライドにしてくれました。
クイズに答えながら、子供たちの問題解決能力と、その意欲にひたすら感激。
しかも、きちんとスライドにまとめてくれて…。
疑問に答えてくれて、ありがとうございます。
(担任の先生、理科の成績、ちょっと考慮してあげてね。「磁石」だけの学習で成績は付けられないとは思いますが…!)
疑問に思っていたことを解決して、教えてくれたこともうれしいけど、みんながそのために一生懸命取り組んでくれて、私に見せに来てくれたその気持ちもうれしいです。
本当にありがとうね。
もう一つの疑問もまた解決してくれるのだろうか…ちょっと期待しています。