【校長のつぶやき】細かいことですが、「三角定規」について(令和7年9月11日・木)
- 公開日
- 2025/09/11
- 更新日
- 2025/09/11
校長のつぶやき
4年3組の担任と相談し、今週から4年3組の算数の授業を一部を指導させてもらっています。
自分の都合で申し訳ないのですが、4年3組の算数の時間に私が空いているとき、「じっくり学習したい」という児童を対象に、更衣室となっている空き教室を使って指導しています。
習熟度別学習に近い状態ですが、自己申告制なので、その日によって人数は違います。
だいたい8~10人くらいの児童が希望してきてくれます。
今、学習しているのは「四角形」。その中でも、とりあえず「垂直」の学習からです。
先日、「垂直」の直線を描くというときに、写真のように三角定規2枚を使って描く練習をしました。
「垂直」だけでなく「平行」の線を描くときに、一方の三角定規を固定し、もう一方の三角定規をスライドさせて描くのです。
(保護者の方もご経験があるかと思います。)
三角定規にもいろいろあり、3辺の縁の部分がそれなりの厚みのまま角ばっているものもあれば、表から裏面にかけてだんだん薄くなっていくものもあります。
私が担任をしているとき、前者のような定規しかなかったように思うのですが、最近は後者のような三角定規も増えているようです。
今回、私が担当した8~10人の子たちの中にも何人か、後者のような三角定規セットを持っていました。
実は、後者のように縁が薄くなっていく三角定規だと、スライドさせるときにずれやすいということが分かりました。
厚みをもった角ばっている三角定規の方がずれにくいのです。
子供たちに教えるときに、その子の三角定規を借りて実際にやって見せようとすると、私がやってもずれてしまいがちなので、慣れていない子供たちはさらに大変なのでは…と思いました。
子供たちが「うまく描けない!」「ずれやすい!」などと感じるストレスは、できるだけ減らしてあげたいです。
苦手意識や算数嫌いを減らすという意味でも…。
これから三角定規を用意されるご家庭は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
(三角定規を生産している業者にも考えてほしいくらいです!)