11日(木)の昼休み、読み聞かせボランティアさんによる昼の読み聞かせ会が行われました。

今年度の第２回目です。

まずは、紙芝居「まっくろネリノ」（ヘルガ・ガルラー作)です。

鳥のネリノは、華やかな色のお兄さんたちに比べて、真っ黒…いつも仲間外れにされています。

でも、きれいな色のせいで誘拐されてしまったお兄ちゃんたちをネリノは助けます。

ネリノの暗い色が、お兄さんたちを助けるための「隠れる力」となり、個性の大切さや自分らしさを肯定するメッセージが込められていました。

続いて、「くまのトーマスは おんなのこ」（ジェシカ・ウォルトン作）です。

女の子になりたいとずっと悩んでいたテディベアのトーマス。

それを打ち明けたら、大好きなエロールはもう友達ではなくなってしまうのでは…と悩んでいました。

勇気を出して打ち明けたトーマスと、それを受け入れた親友のエロール。

トランスジェンダーと友情についての優しいお話でした。

奥の深いお話を、子供たちにわかりやすく読んでいただきました。

お話の後は、恒例のじゃんけん大会。

いろいろな賞品を用意していただきました。

何回も敗者復活じゃんけんがあって、みんな大喜びでした。