子ども達の話が興味深いのです(校長室から)
- 公開日
- 2025/07/07
- 更新日
- 2025/07/07
できごと
先日の学校日記で、4年生が「一つの花」という物語を読んでいることをお伝えをしました。私もその学習を参観にいきました。学習の最後に担任が「作者の今西さんが伝えたかったことはなんだろう」と子ども達に問いました。
まず自分で考えたあとに、隣近所の人と話し合ってから、クラス全体に発表しました。
「家族の愛」「戦争の大変さ」などの言葉で、子ども達はまとめていました。私はあるペア(AさんBさん)の話し合いに耳を傾けていたのですが、Aさん「戦争を経験した人が、だんだんいなくなっているんだって・・」Bさん「イスラエルとかイランとかで戦争のようになっているしね・・」などと話していて、4年生でも日本や世界で起こっていることを報道などから知っているんだなぁと思いました。ご家庭でも、そうした時事に関することが話題になっているのものと思います。まずは社会に関心をもつことも「学ぶ力」の一つと言えるでしょう。
ちなみにAさんのひいおばあさんは93才だそうで、戦争を経験した世代だそうです。「今度お話を聞いてみるといいのでは?」と声をかけました。
発表の場面ではどうしても端的に短い言葉になりますが、そうではない場面では、子ども達はいろいろな話をしていて、そうしたあまりオフィシャルでないところで、子ども達の興味深い話を聞くことができます。