「市いっせい総合防災訓練」〜橘北地区自治会連合会〜 から思うこと…
- 公開日
- 2023/10/22
- 更新日
- 2023/10/22
校長室から
10月22日(日)午前中は小田原市いっせい総合防災訓練でしたので、ここ橘北地区においても連合自治会長を中心とした訓練が実施されました。
午前8時30分に防災行政無線で訓練放送が流れたことをきっかけに訓練がはじまり、本校は広域避難所となりますので、広域避難所の開設訓練にあたり、約200人の方が参集されていました。
10時からが全体の開会でしたが、その前の時間帯には小田原市教育長や教育部長による視察がありました。
その後は…校庭における防災訓練として、
・給水車による応急給水訓練
・消防団のみなさまによる放水の実演
体育館においては、
・段ボールベッドの組立体験
・仮設トイレの組立
・炊き出し機「まかない君」の組立
がありましたが、何より、「防災意識調査結果のポスター掲示」や「広域避難所の説明」が、とても分かりやすく掲示されていることに頭が下がる思いでした。
また、市役所の職員で構成される配備職員のみなさまも、いざ…ということを想定して、防災備蓄倉庫やその内部の物品、防災無線・通信機器をはじめ、様々な確認や点検などを行ってくださっていました。
今回の広域避難所の開設訓練には、本校児童の参加もありましたし、「主に参加した子どものために」ということで、“たいやき”を提供してくださる方々もいらっしゃいました。
その中には、手伝いをしている中学生の姿も目にしました。
こうやって、様々な方が安全・安心の地域づくりのために尽力されていることを、本校の子どもたちにも伝えていきたいと感じましたし、ひとりでも多くの子が、実際に参加することで気づくことや気づき合うことも多いと考えます。
いずれにしても、大地震などの災害はいつ起きるかわかりません。
一人一人が自分ごととして捉えていくこと、地域の大人だけでなく、子ども自身も自分ごととして考えていくこと、そのために学校や学校の教育課程でできることは何か、さらに、緊急時の対応で教育公務員としては何ができるのか、どうしていったらよいのか、ということも職員と一緒に考えていきたいと感じる時間でした。
連合自治会長をはじめとした本訓練に携わってくださったみなさま、準備(本当に多くの準備をされたことと推察します…)から当日の運営など、きめ細かな対応につきまして、本当にありがとうございました。