１２月１２日（木）の午後の体育館から、大きな歓声が聞こえてきました。この日は６年生が今まで体育で学習してきたバスケットのまとめとして、学年合同のバスケット大会が開かれていたのです。

　各クラス４チームに分かれ、予選、決勝と進んでいきました。バスケットが得意な子もそうでない子も一生懸命ボールを追いかけ、チームとして協力し、全力で戦いました。負けが続くチームがない大接戦でしたが、最後に優勝チームが決まると、エキシビジョンとして、先生チームとの試合がありました。

　これも大盛り上がり。もちろん６年生全員が子どもチームの応援です。残念ながら手加減なしの先生チームには惜しくも敗れてしまいました。本気の先生チームに一部で「大人げないよ～。」との声も上がりましたが、相手を尊重する意味での全力の試合に、終わったときにはみんなが笑顔でした。

　この大会を見る中で、苦手な子も全力を出して取り組む姿や友達を一生懸命応援する姿、ぶつかったときにすぐに謝ったり、味方のないスプレーに声をかける姿、そして負けても誰も責めずにすがすがしい顔で次の試合を応援する姿に、本当に感心しました。６年生としての大きな成長を感じさせてくれる素敵な時間でした。