学校日記

避難訓練を実施しました〜防災・防犯担当より〜

公開日
2015/11/09
更新日
2015/11/09

できごと

本日(11/9)、避難訓練を実施しました。保護者の皆様の中には「予定表に書いていなかったけど…」と思われる方がいるかもしれませんので、簡単にご説明します。

本校では、児童に前もって通知するタイプの避難訓練と通知しないタイプの避難訓練に取り組んでいます。

通知するタイプの避難訓練では、事前にどのようなことに気をつけて避難するかを考え、その通りにできるかを訓練します。
通知しないタイプの避難訓練では、通知するタイプの訓練で身につけた力が自分一人でも発揮できるかを訓練します。個人の判断力・行動力を高める訓練です。

本日の訓練で見られた、よい判断とよい行動を簡単に紹介します。

まずは、よい判断についてです。2枚目の写真をご覧ください。一輪車が放置されています。普段ならすぐに片付けるよう厳しく指導するところですが、地震発生時には避難することが優先です。「訓練だからどうしよう」「片付けてから避難でいいかな」ではなく、真っ先に避難することを判断できたことが素晴らしかったです。

次に、よい行動です。3枚目の写真をご覧ください。今回は地震後に津波警報が発令されたという想定で取り組みましたので、4階の教室に避難します。5年生の教室には1年生、6年生の教室には2年生といった具合に、避難場所を事前に設定しているのですが、低学年の児童が高学年の教室に個人で入るのは、勇気がいるものです。入ることに躊躇する児童がいました。そんな時、教室にいた6年生が「中に入るんだよ」と声をかけたため、その児童は教室の中に入ることができました。周りの人にも声をかけ避難を促す姿が素晴らしいです。

昨年度同様「避難に関する児童の意識・行動調査」を家庭数で配布する予定でいます。ご家庭でも「一人の時に地震が起こったらどうするか」をお子さんとよく話し合っていただければ幸いです。