【校長室から】 2年生 国語 初任研を兼ねた学びの時間
- 公開日
- 2026/04/15
- 更新日
- 2026/04/15
できごと
+2
4月15日(水)
2年2組における国語の学習の様子です。
この時間は、初任者研修の一環として、本年度着任した2名の教師もともに参観し、学び合う場にもなっていました。
さらに、初任研を担当する「拠点校指導員」の職員も一緒に参観しています。
もともと小学校で管理職を務めていた方で、現在は本校とあわせてもう1校を兼務しながら、新採用職員の研修や指導にあたっています。
授業の冒頭は「漢字ドリル音読」から始まりました。
子どもが自ら声を出すことで集中が高まり、年間でどのような漢字を学ぶのか見通しをもつことができます。
また、ひらがなを次々に読む活動であるため、どの子にとっても取り組みやすく、全員が同じスタートラインに立てる工夫が感じられました。
続いて、前時の「振り返り」をもとに、今日のめあてを考える時間がありました。
5人の子のノートが紹介され、友達のよいところが自然と広がっていきます。
聞いている子にとっては意欲につながり、次の自分の学びのモデルにもなる、価値のある時間です。
印象的だったのは、教師の言葉かけです。
「いいね。」「これも大事だね。」「成長しているんだね。」
「すごいと思いました。」「ありがとう。」「ああ…(共感)。」「なるほど、すてきですね。」
さらに、
「○○さんは何て言っていましたか?」
「〇〇さんの話をしっかりと言い換えていたってことは、友達の話をよく聞いていたんだね。友達を大事にしているね。」
といった言葉もあり、子どもの思いや考えを丁寧に受け止めながら、学びを広げている様子が伝わってきました。
その背景には、紹介されたノートに記された赤ペンのコメントがあります。
前の時間の感想や意見に、教師が丁寧に朱書きをして返している、いわゆる「第2の授業」です。
もちろん、日々の“超多用”な中で毎回できることではありませんが、要所でこうした働きかけがあることで、
「先生はみてくれているんだな」「うれしいな」
という子どもの安心感につながっていきます。
また、授業全体を通して、教師の落ち着いた、子どもにとって“ききやすい”話し方が印象的でした。
必要に応じて指示のトーンを変えたり、抑揚をつけたりする教育技術は、参観していた初任者にとっても大いに参考になったことでしょう。
この日は途中で内科検診の時間となり、授業は一旦中断となりましたが、短い時間の中にも、子どもたちの学びを丁寧に積み重ねようとする教師の姿勢がしっかりと感じられました。
こうした日々の積み重ねが、子どもたちの安心した学びにつながっていくのだと感じています。