【校長のつぶやき】ゴールデンウィーク明けの気持ち(令和7年5月7日・水)
- 公開日
- 2025/05/07
- 更新日
- 2025/05/07
校長のつぶやき
ゴールデンウィークが終わりました。
連休が続いた後の登校、気が重い子が多かったかもしれません。
「学校が始まっちゃうなぁ…」と…。
大人も「仕事が始まるなぁ。」と気が重い状態で出勤している方も少なくないと思います。
今朝、登校時の子供たちの様子を見ていると、いつものように元気に挨拶ができる子もいましたが、心なしか挨拶が返ってこない子がいつもより多かったように感じます。
今日に限らずですが、涙を流しながら登校してくる子もいます。
体調不良や家庭の事情など、いろいろな理由でお休みする子もいました。
「校長先生、五月病です。」と言ってくる子もいました。
特に1年生は、やっと小学校に慣れたところで、おうちの方と一緒にいる時間が長くなると、おうちと離れがたくなってしまう子もいます。
これは毎年のこと。
夏休みなどの長期休業明けにもみられる状況です。(1年生に限らずです。)
学校に魅力を感じてもらえると、状況はだいぶ異なるのですが…。
お子さんが登校を渋った場合、保護者としてどうすればいいだろうと悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
教育相談員、教育学者、心理学者、カウンセラー…いろいろな立場の方が、いろいろな対応の仕方を提言してくださいます。
無理に学校に行かせずとことん休ませてみる、とりあえずなだめながら学校に向かわせてみる(親から離れることを渋っていても、友達の中に入ってみれば結構元気に過ごせることもあります)、学校に向かうよう軽く背中を押しながらもどうしても行きたくないというときは無理をさせない…など。
どれが正解なのかは正直なところ、分かりません。
どれも正解なような気もします。
その子によっても、または、その日によっても、登校を渋る理由や状況は異なるからです。
「とりあえず、今の目の前の子の困り感に対応するためのベターな方法はこれかも…」とやってみるしかないのかもしれません。
どのように対応したらよいのか迷われたとき、悩まれたときは、ぜひ学校にご相談ください。
その子にとってどのような対応がベスト、いやベターなのか、保護者の方と一緒に学校も考えさせてください。
学校も、担任一人が抱え込まないよう教育相談コーディネーター、同学年の担任、養護教諭も含めた関係職員、そして、私たち管理職も一緒に考える体制をつくっているつもりです。
よろしくお願いいたします。