赤い羽根共同募金
- 公開日
- 2015/11/05
- 更新日
- 2015/11/05
できごと
4日(水)〜6(金)は、赤い羽根共同募金運動を行っています。この運動は、1947年(昭和22年)に始まりました。当時は、児童保護や育児事業などに重点がおかれ、民間の社会福祉施設や同胞援護会などの福祉団体や、生活に困っている人たちの支援に生かされたということです。その背景には、戦禍による打撃がありました。戦前6,700余あった民間の社会福祉施設は、戦災などで3,000余に減少し、施設の運営は、物価の高騰などで苦しんでいたそうです。このため、戦前の建物や旧兵舎のバラックなどで間に合わせた施設は、その後どうしても修理や改築が必要になり、共同募金は、これらの施設の整備などの復旧に大きな役割を果たしました。社会情勢は急激に変化し、人々の生活も意識も変わってきましたが、共同募金は、人々が共に生きていこうという「たすけあい」の心に支えられ、人々の幸せを願って共に歩んできました。 そのような歴史を積み上げてきた共同募金の意義を忘れずにいたいものです。