学校日記

【校長のつぶやき】災害時に備えて…頼もしい中学生(令和5年10月22日・日)

公開日
2023/10/22
更新日
2023/10/22

校長のつぶやき

 本日の「いっせい総合防災訓練」には、国府津中の1年生が「総合的な学習の時間で防災のことを学んでいるので…」ということから、5名の生徒が引率教員とともに参加していました。
 途中、分からないことを質問したり、実際に体験をしてみたり…。特に発電機の操作で、スターターを引いてエンジンが始動した時には、大盛り上がりでした。視察に来られた教育長さんとも直接お話をし、「いい経験になりました。」と、胸を張って述べている姿が印象的でした。

 今回の訓練では、300人以上の方が参加されましたが、ご高齢の方も少なくなく、重い資機材を運ぶなどの力仕事には、中学生が力を発揮してくれることで、大いに助かることがあります。大地震などの災害はいつ起きるか分かりません。働き盛りの大人が、仕事に出かけていて地域に不在の場合もあります。その場合は、地域にいる小・中学生の力が期待されるところかと思います。

 今年度は、コロナ禍で中断していた5・6年生と地域の方との合同防災訓練を1月に再開する予定です。小学校高学年の児童にも、自分たちができることの自覚が芽生えてくれることを期待しています。「自分の命は自分で守る」です。

 訓練後、中1の5人は、小学校の1年生の教室の並びにある「防災備蓄用倉庫を見てみたい」ということなので、案内しました。(実は、校舎内にあるにもかかわらず、中を見るのは私も2年目の勤務にして初めてでした。中1の子たちの思いのおかげで、拝見することができました。)参加していた生徒が「今日、来て良かった。」と言っていたのを聞いて、意識が高くて素晴らしいなと感心しました。

 今日の訓練では、小学生の参加はほんのわずかでしたが、来年度はぜひ保護者の方とともに多くの子に参加してほしいなと感じています。