国府津学区 小・中合同児童・生徒指導研修会
- 公開日
- 2023/08/27
- 更新日
- 2023/08/27
できごと
8月25日(金)午前、国府津中学校にて、小・中合同児童・生徒指導研修会を行いました。
県立総合教育センターの所長さんにお越しいただき、「発達障害の理解と支援について」というテーマで講話をいただきました。
講話の柱は「支援教育の推進」「発達障害の理解と支援」「児童・生徒指導の基本」などです。
子どもたち一人一人がもつ、自らの力では解決できないそれぞれの課題を「教育的ニーズ」としてとらえ、その教育的ニーズに適切に対応していく「支援教育」を推進していくことが大事。そのためには、一人一人に寄り添い、困り感や課題の要因・背景に思いをはせることが必要不可欠です。子どもたちの多様性を受け止め、生かすことができるような学校づくりが求められています。
また、私たち教員が発達障害についての理解を深め、一人一人に応じた適切な指導と必要な支援を行うことが大変重要であるというお話もいただました。成功体験の積み上げ、自己肯定感の高まり、安心感の高まりを意識した指導支援を心がけていきたいものです。
児童・生徒指導の基本は、子どものありのままを「認める」ことです。子どもなりの「頑張り」と「我慢」を認めることが大事です。そして、誰もが自分の「持ち味」を見つけ、磨き、生かそうとする、さらに、互いの「持ち味」を知り、生かし合おうとする教育活動が求められます。私たち教職員間の共通認識のもと、チームとして児童・生徒指導にあたることの大切さもあらためて感じさせられました。(小中の共通認識、小中がチームという意識です。)
講話後、小中の職員間で「小・中連携による指導・支援について」協議の場をもちました。
大変有意義な時間となりました。