【校長のつぶやき】ツバメの巣(令和5年7月24日・月)
- 公開日
- 2023/07/24
- 更新日
- 2023/07/24
校長のつぶやき
今日は、午前中、電気設備点検のため、停電でした。そのため、暑い校内にいるくらいなら…と、遠足や宿泊学習の下見に出かけた学年もありました。遠足や宿泊学習は10月〜11月にかけて行われますが、この夏休みの間に準備に入ります。10月半ばに予定されている運動会の練習に励んでいる学年もありました。夏休み明け、ゆとりをもって迎えられるように、職員は今から見通しをもって動き始めています。
話は変わりますが、南館と北館を結ぶ渡りの所にツバメの巣ができ、7月の半ば頃には、ひなが生まれました。その場所が昇降口から教室への通り道になっている1年生は、興味津々。「校長先生、ツバメのひながいるんだよ。」と教えてくれました。
ふ化から1週間くらいで、親鳥からえさをもらおうと首を伸ばしてねだるひなたち。2週間くらいで羽もツバメの色になり、フンをするときは、巣の外にお尻を出して落とすとのこと。夏休み直前は、ちょうどこのような光景が見られました。18日目くらいになる産毛も抜け始め、羽ばたきの練習をし、およそ3週間くらいでひなは巣立っていくそうです。ただ、巣立ちをしても、自分で生きていくことはできず、えさを自分で取れない間は、近くの電線に止まって親鳥からえさをもらい、夜になるとまた巣に戻ってくるとか…。巣立ちから5日後くらいになると、親鳥もえさを与えるときにひなを飛ばせ飛行の練習をするそうです。そして、10日を過ぎるとえさも自分で取るようになります。
そして、夏の終わりになると徐々に南の地を目指して移動。海を渡るときは島や船の上で休憩しながら渡り、最終的にはなんと3000kmほど移動するそうです。しかし、今年ふ化したひなも渡りができるのは1割ほどだとか…。
国府津小から巣立つツバメを応援したいと思います。