学校日記

【5年】主人公「綾」の気持ちが大きく変化したのは?

公開日
2024/09/18
更新日
2024/09/18

できごと

教員の経験に応じて実施される研修の一環として行われた研究授業です。

県西教育事務所より教育指導員さんにお越しいただき、ご指導ご助言をいただきました。


国語で、「たずねびと」という物語を学習しています。

初めて読んだ時の感想から「綾の気持ちが大きく変化したのはどんな出来事だろう」という学習問題をみんなで設定しました。

ここまで、綾に起こった出来事や綾の気持ちについて、まとめてきました。

本時では、これまで読み取ってきたことをもとに、最初に設定した学習問題について考えます。

第1場面から第7場面まで、7つの場面に分けながら読み取ってきましたが、綾の気持ちが大きく変化したのはどの場面なのかを考えます。

まずは、自分の考えを理由とともにノートに書きました。

各自ノートに書いたことをもとに、次にどのように授業を進めるかを自分たちで考えます。

子供たちは、フリーで友達の考えを見合うことを選択。「第5場面」、「第7場面」などを指摘する子が多い中、いろいろな場面を指摘します。

続いて、子供たちから「この場面だ」と思う仲間が集まって、まず同じ考えの者同士で確認し合ったらどうかという提案がされました。

その後、自分の考えを全体の前で発表。様々な考えを聞きながら、学習問題に迫ろうとしていました。


子供たちは、自分たちが設定した学習問題に意欲的に取り組み、一生懸命考えていました。

友達との意見交換も温かい雰囲気の中、互いの考えを受け入れつつ、違いを認めながらも、「こういうことも言えるのではないか。」と自身の考えも主張することができます。

友達を言おうとしていること、伝えようとしていることを、一生懸命理解しようとしている姿も素敵でした。

教育指導員さんからもお褒めの言葉をいただきました。