学校日記

【校長のつぶやき】学級閉鎖も視野に入れて…(令和7年12月1日・月)

公開日
2025/12/01
更新日
2025/12/01

できごと

11月21日(金)の「校長のつぶやき」で、その週のインフルエンザ感染の状況をお伝えしましたが、その後の状況をお伝えします。

3連休明けの25日(火)~28日(金)の1週間、インフルエンザを理由とする欠席者は全校で5~7名の間を推移していました。

「このまま、落ち着いていくかな」と思ったのもつかの間、週明けの今日…12月の初日1日(月)、朝の段階でインフルエンザを理由とする欠席者は全校で20名と一気に増えました。

最も多いクラスで7名です。

一方、欠席0人というクラスもあり、学級によって状況も大きく変わっています。


本日の朝日新聞の記事で、「インフル学級閉鎖急増」という見出しの中、「学校の基準モヤモヤ」という小見出しがありました。

「基準がよく分からなくてモヤモヤする」という方がいらっしゃるようです。

学校保健安全法には、閉鎖の明確な基準は明示されておらず、自治体ごとに定められていることが多いようです。

小田原市では、「発熱や疼痛、全身の倦怠感があり、検査の結果、インフルエンザと診断された場合、同一集団の在籍者の約30%以上を目安として、設置者(小田原市教育委員会)が学級閉鎖を決定する。閉鎖の期間は週休日等を含めて3日間とする。また、学級閉鎖の決定に当たっては、地域の状況や接触状況等を勘案しながら、学校医や小田原保健福祉事務所の指導、助言を得て教育委員会と学校で調整し決定する。学年閉鎖や学校全体の臨時休業(学校閉鎖)についても、学級閉鎖の決定方法に準じて決定する。」とされています。


さて、その基準に照らすと、本日、あと1人インフルエンザと診断されると「学級閉鎖」となるクラスが3クラスあります。

お子さんとクラスのお休みの状況をご確認いただき、もしかすると…という心構えをもっていただくことがあってもいいかもしれません。

(さすがに、このホームページでは、「何年何組が学級閉鎖になる可能性があります」とは記せません。)

学級閉鎖になった場合、当該学級の児童は、原則外出を控えていただきます(インフルエンザにり患していなくても…)。

また、放課後児童クラブ(学童)や放課後子ども教室も、当該学級の児童は利用できません。

予めご承知おきください。


なお、この状況を受けて、明日2日(火)に行う予定であった朝会は8日(月)に延期(明日の朝の時間は「読書タイム」とします。)、3日(水)の計画されていた縦割り班遊びは15日(月)の昼休みに延期(この日の昼休みをロング昼休みとします。)します。

大勢が集まる活動を見合わせることで、感染リスクを減らしていきたいと思います。


引き続き、感染予防にご配慮をお願いいたします。