学校日記

【6年】戦争体験…紙芝居を通して

公開日
2025/11/28
更新日
2025/11/28

できごと

社会科の時間、戦争のことを学習してきた6年生。

28日(金)第5校時、その戦争を体験された方のお話を、紙芝居を通して伺いました。

国府津在住の古谷正子さんは、幼いときに戦争を体験されました。

長年、保育士をされていました。

(現在、「放課後子ども教室」でもお世話になっています。)

その後、新聞のきれいな色刷りの広告ページを使って紙芝居を作り、ボランティアで紙芝居上演を始められたそうです。

本日は、ご自身の戦争体験を題材にした「いのち」というタイトルの紙芝居を上演していただきました。


B29から落とされる焼夷弾の怖さ、空襲から逃れるときの様子を紙芝居で表現されていました。

すぐ横にいた子は焼夷弾で焼け死んでしまったり、目の前で自分の母や兄弟が焼け死んでしまう少年の様子も描かれていました。

そして、与えられた「いのち」の尊さについても、考えさせられました。


紙芝居上演後は、6年生の子たちの質問に丁寧に答えていただきました。

戦後間もなくのひもじさ、大変さについても、実感を込めてお話をされていました。


多くの犠牲を経て、得られた現在の平和。

この平和を維持していくためにはどうしたらいいのか、改めて考える機会となりました。

古谷さんをはじめ、今回の貴重な機会を作っていただいた関係者3名に、6年生の手作り小物で御礼をさせていただきました。

本当にありがとうございました。