校内防犯研修…校内に不審者が入ってきたら…
- 公開日
- 2025/08/26
- 更新日
- 2025/08/26
できごと
25日(月)、午前中は職員会議、午後は防犯研修を行いました。
例年、小田原警察署からスクールサポーターさんをお招きし、ご指導を受けているのですが、今年度は小田原警察署にスクールサポーターさんがいらっしゃらないということで、これまで教えていただいたことをもとに自分たちで研修を組み立てました。
最初にビデオを見ながら、不審者侵入時の対応の仕方についてのポイントを確認しました。
続いて実地研修。
校長が不審者役になり、西昇降口から侵入し、3年1組前で発見されたという想定で行いました。
これは、昨年度の研修の復習です。
不審者発見から職員室までの連絡、児童への対応、警察への連絡、その間の職員の連携による対応など、一連の動きについて確認をしました。
これまでの研修での不審者は、それほど暴れるわけでもなく、職員が集団で対応していく中で応接室まで誘導し、その間に通報を受けて駆け付けてくれているであろう警察に引き渡すという想定です。
今年度は、立川市で起きた事件を受けて、さらに凶器を持って暴れる不審者への対応についても、実施しました。
しかも、管理職を含む教職員が出張や填補等で、事務室・職員室共に誰もいなくなる場合を想定しました。
小学校では、時折このような状況があり、その場合は職員室等1階の部屋は施錠します。
(電話に誰も出られないときがあります。)
また、職員にはどの教室に行くかも知らせずに始めました。
今回は、校長と防災担当の2人が不審者役になります。
児童の安全を確保しつつ、職員も自身の安全を確保する必要があります。
2年生の教室前で不審者が大声を荒げ、凶器(今回はプラスチック製バット)を振りかざします。
警察が通報を受けて駆け付けてくれるであろうと思われる時間まで、対応をし続けました。
(同じフロアにいた放課後指導クラブに児童が、私たちの大声にびっくりしながらこちらを見ていました。脅かしてごめんなさい。)
最後に、職員室で振り返り。
より良い対応の仕方について、検討しました。
今年度は、防犯訓練は行いませんが、児童とともに今回の研修で検討したことをについて、共通理解を図りながら、いざというときに、児童の安全を確保しつつ、児童が適切に行動できるように指導をしていきます。