1年生 生活科 「がっこうたんけん ~きゅうしょくへん~」 ~学級通信から~
- 公開日
- 2025/05/23
- 更新日
- 2025/05/23
1年
小学校で給食が始まって2か月弱が経ちました。
初めての給食は慣れないのもあり、配膳された分を食べきれる子の方が稀でした。
そこで、4月には国語で「しんでくれた」という谷川俊太郎さんの本を読ませてもらいました。
子どもたちは真剣に聞き、食べ物になってくれた命の分もがんばろう!と心に決めたようでたくさん決意を発表してくれました。
そこから、少しずつ自分で決めた配膳された分量(減らしてもよいけど一口は食べようと伝えています)を食べきれる子達が増えていきました。
道徳朝会でも、同様の本が紹介され、改めて食材になってくれた命のためにもおいしく食べようと思ってくれた子達。
「せんせい!これ、にがてだけどたべきれた♪」
「今日のこれ、食べてみたらおいしかった!!」
「とちゅうあきらめずにぜんぶたべられたよ!」
などと、にこにこ笑顔で報告してくれる子達がますます増えました。
しかし、まだ苦手な野菜などに手をつけずに残す姿も見られます。
次は、栄養士と連携し、どのように給食が作られているか、調理員さんたちがどんな想いで作っているのかを伝える授業を行いました。
また、次の日には給食室の見学も行いました。
そのような積み重ねのなか初めて全員、配膳された分は食べきれた!と喜ぶ日も出てきました。
今後も無理はせず、楽しく、かつ作ってくれた方々や食材の命に思いを馳せつつ楽しく給食の時間を過ごせたらよいなと考えています。