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5年生 理科 メダカの卵、見つけた! 〜5年1組学級便りから〜

公開日
2024/07/05
更新日
2024/07/05

5年

理科では、「魚のたんじょう」の学習を行っています。

初めに教科書のメダカの写真を見て、気づいたことを出し合ったところ、
「目が大きい」
「ヒレがある」
「卵を産む」
などが出ました。

そのあと、本物のメダカを見せたとたん、子どもたちの目の輝きが100倍になり…

「きゃ〜、かわいい」
「え、動き早っ」
「目が横についてる」
「口をパクパクしてる」
「体をくねくねして泳いでるんだ!」
「小さいのと大きいのがある」

と、写真だけでは分からないメダカの動きや360度方向から見るからこその気づきが次々と出されました。

目の輝きも、気づきも増し、本物のもつ力の大きさを改めて実感した時間でした。

そこから、
「飼いたい!」
という思いが高まり、飼い方を調べて教室で飼い始めました。

毎日、水槽の前に何人かが集まり、
「メダカは上から見たらストレスになるんだよ」
「エサが落ちてきたらパクッと食べるね」
などメダカトークが繰り広げられています。

そんなある日の朝、

「先生!!!!!」

と叫び声が・・・。

メダカがお亡くなりになったのかな・・・と心配して駆けつけたところ、

「卵がある!」

と。確かに、おなかに卵をつけて泳ぐメダカが!!

教室にいた子どもたちも集まってきて、

「ほんとだ〜!」

とみんなで大喜びしました。

メダカを飼い始めると、水草を持ってきたり、水かえのためのくみおきの水を作ったり、水かえをどうやってするかを話し合ったり、メダカは卵を食べてしまうという情報を得てきて、卵を別の容器に分けたり・・・と自分(たち)で考え、行動する姿がたくさん見られます。

本当に、本物に触れることの大切さを子どもたちの姿から学びました。

他教科においても、実際にもの、ひと、ことに触れる活動を取り入れていきたいと思います。