4年生 尊徳学習
- 公開日
- 2024/07/02
- 更新日
- 2024/07/02
4年
7月2日(火)に、4年生は社会科の授業の一環で、小田原の偉人・二宮尊徳についての学習を行いました。
尊徳記念館から講師の方が来校し、尊徳先生の人生や、考え方等についてお話してくださいました。
積小為大、一円融合、至誠、勤労、分度、推譲、心田開発・・・などの、考えや、その考え方が生まれた背景等について分かりやすい説明をしてくださいました。
渋沢栄一、松下幸之助、豊田佐吉、御木本幸吉など、偉大な経営者は二宮尊徳をとても尊敬し、報徳仕法の考えを取り入れ、発展したとのことです。
そのうちの一人、真珠で有名な御木本幸吉が、現在の尊徳記念館にある尊徳の生家を買い取って寄付してくれたそうです。
本校にある、二宮金次郎像は、昭和9年9月20日に作られました。
これは、日本全国どこを探してもなかなかない、珍しい古い像とのこと。
本校の校務用員さんの祖父にあたる方が寄付してくださったそうです。
日本にある二宮金次郎像は、ほとんどが戦後に作られたものだそうです。
本校の像は、金属で作られていなかったことが良かったのでは…とおっしゃっていました。
他の学校にはない報徳訓の碑もあり、下中小学校は素晴らしい宝を持っているとおっしゃってくださいました。
講師の方は、
「何か一つでも心にひっかかったことを覚えておいてくださいね。」とおっしゃっていましたが、4年生の皆さんは、何が心に残ったのでしょうか?
私(教頭)は、
「人にいいことをすると自分にもいいことが来る」という考えが一番心に残りました。
その他にも、
・今できることを真心を込めてやろう
・自分と反対意見の人にも、持ち味をいかしてどうやってかかわってもらうかを考える
・それぞれの人のよさを見つけていかす
・みんながやる気にならないと、本当の意味ではよくなっていかない
・自分のためではなく、ひとのため
など、金次郎さんの素晴らしい考えをたくさん教えていただきました。
胸に刻んで精進してまいりたいと思います。