わかば1・2組の国語の研究授業
- 公開日
- 2024/12/18
- 更新日
- 2024/12/18
わかば級
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12月16日(火)の2校時に、わかば1組と2組の研究授業がありました。
どちらのクラスも、国語の研究授業でした。
まず、2組を参観しました。
2組の授業は、子どもたちが選んだ
「きょうりゅうたちのクリスマス」という絵本の読み聞かせから始まりました。
子どもたちは、自分たちのクリスマスと比べながら、目を輝かせて担任の温かい雰囲気の読み聞かせを聞き、絵本の世界を楽しんでいました。
次に、「さいころゲーム」を行いました。
ひらがなが書いてあるさいころを順番に振って、「『う』で始まる生き物」などのお題を考えてお互いに出し合い、ホワイトボードに自分が考えた答えを文字や絵で書いていました。
例えば、「『う』で始まる生き物」は、「うさぎ」「うなぎ」「うに」などの答えが出されていました。
(私が密かに心の中で考えた「うし」や「うま」などは、出されていませんでした・・・。「うに」などは、大人ではなかなか思いつかない答えだなあ・・・と新鮮な気持ちで見ていました。)
お互いに、知らない言葉が答えに出てくると、説明し合って語彙を増やすなど、表現力を伸ばしていました。
異年齢の子どもたちどうしで、お互いに思いやりの気持ちをもって関わり合って学習している姿が見られ、とても温かい気持ちになりました。
後半は、漢字カードやプリントなど、自分が選んだ個別の課題に取り組んでいました。
1組では、授業の前半に個別の課題に取り組み、後半は、連想ゲームを楽しみました。
個別の課題では、それぞれ、2人の学級担任や個別支援員の指導・支援のもと、漢字練習や音読等、それぞれの課題に取り組んでいました。
それぞれの子どもたちに合わせた課題を指導者が用意しているので、子どもたちは、個別に指導・支援を受けながら、自分のペースで安心して課題に取り組んでいました。
中には、学習用端末を使って、漢字の解答を調べながら学習している子もいました。
後半の連想ゲームでは、ゲームを楽しみながら、「書く力」と「話す力」を伸ばしていました。
出題チームと回答チームに分かれ、役割を交代しながら、出題チームが出した問題に回答チームが答えていました。
全員が可能な範囲で参加し、楽しみながら言葉を増やしている姿を見て、見ているこちらも嬉しくなりました。
〔問題〕これは何でしょう?(実際に授業で子どもたちが考えたヒントです。)
丸い
四角
いろいろなところに売っている
水を入れる
砂遊びで使う
海でも使う
答えは、「バケツ」でした。
分かりましたか?
実際には、この後に「先生ヒント」が出されました。
掃除で使う
ぞうきんを洗う
これで、回答チームの子どもたちは、完全に分かりました。
子どもたちの視点って面白いですよね。
2クラスとも、わかば級の子どもたちは、それぞれの子どもたちに合わせた指導・支援で、自分のペースで力を伸ばしていくことができていることがよく分かる授業でした。