4年生 国語 「理由や例を挙げて、考えを書こう」 ~校内研究・全体会 その1~
- 公開日
- 2024/11/24
- 更新日
- 2024/11/24
校長室から
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4年生(4年1組)における国語の学習の様子です。
この時間は、校内研究【全体会】を兼ねていますので、写真・画像のように、ほとんどすべての教師が4年生の教室に集っています。
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年間数回行われる【全体会】の場合、本校では通常、全教師がひとつの授業を観察した後、放課後の時間に研究協議を行っていくのですが、今回は、授業や研究の指導・助言をいただいている講師の先生のご都合もあって、
〇 11月18日(月)に授業(授業提案と全教師の参観)
〇 同じ日に、「講師の先生」と「授業者」による対談や指導・助言の様子を動画撮影
〇 翌日19日(火)の放課後に全教師が集まって動画視聴と研究協議
というスケジュールで行うこととなりました。
さて授業についてですが、この国語の単元では、「防災」や「災害対策」などを題材に意見文を書くということを行っていきます。
そのために、4年生の子どもたちは、これまでに、社会科「自然災害に備えるまちづくり」を学ぶ中で、膨らんだ子どもたちの思いをより展開していくために、総合的な学習の時間を活用しながら、地域の企業である「相日防災」さんへ校外学習に出かけたり、連合自治会の方々をゲストティーチャーでお招きしたりしながら、「防災」や「災害対策」といったことについて学びを深めてきました。
それを今度は、国語の時間を活用しながら「意見文」に記していくというものです。
「誰と活動するか」(友だちと一緒、ひとりで行う、先生と一緒に活動する…)いった自己決定しながら本時間を迎えていることや、学んできた自分なりのものがしっかりと一人一人自分のものになっているので、これまでに作成してきたカードなどを拠りどころに、集中して構成や文章を書くということに取り組んでいました。
日常的に、友だち同士の「学び合いや関わり合い」を大事にしている学級ということもあって、何をやったらよいのだろう…というときにも、気兼ねなく友だちに確認しながら、学びをすすめている姿も見られます。
いずれにしても、土台となる「伝えたい」という思いや願いが、これまでの「ひと・もの・こと」との関わりをとおした学びの中で、一人一人に備わっているということを改めて感じる時間でした。
また、授業の最後にある「ふりかえり」に象徴されるように、ふりかえりをとおして個々に自分で内省しながら、自らに気付くことや、時には自己調整を図りながら、次の時間やその先の自分(行動を含む)を考えていくということが大事であることも併せて感じました。