【校長室から】1年生から6年生 下中フェスティバル 〜児童会活動〜
- 公開日
- 2023/12/11
- 更新日
- 2023/12/11
校長室から
12月8日(金)は下中フェスティバルでした。
下中フェスティバルは、いわゆる児童会による活動で、子ども自身による子どもたちのための活動となります。
もちろん児童会活動は、学習指導要領にも位置付けられた、児童による自治的な運営をめざしていく活動です。
本校では5・6年生の運営委員会の児童が中心になって企画・運営を行ってきました。
その過程では、3年生以上の代表児童が参加した11月の代表委員会での協議を経て、1年生から6年生までの全児童が参加する12月8日(金)の当日を迎えました。
写真から伝わるといいのですが、一人一人が楽しそうでした。
そして何より、5・6年生の児童においては、企画・運営している意識をもって、個人差はあるものの、自分たちのブースを一生懸命に運営している姿に頼もしさを感じていました。
こういった、自主的に行動している5・6年生の姿をみて、下学年の子どもたちも、
「〇〇教室、〇〇やってます!」
「どうぞ来てください!」
「3階、〇〇室、今なら待ち時間ないですよ!」
一緒になって活動(広報や宣伝)している姿に、下中の子たちの縦のつながりのよさを感じ、ほほえましく思っていました。
そして、児童会活動は、改めて、「子どもによる子ども同士ための活動」であると思いました。
状況によっては、教師も運営の助言をすることや、お客さん役として参加すること等はもちろんありましたが、その一方で、(物理的にということではなく指導・支援の面から)できるだけ大人の姿がみえないように、「子どもたち同士がわかち合う時間」であることを、全職員で意識していました。
そのためにも、この日までの指導・支援が重要ですが、授業と同じで、今後も常に、“教師の出“は追究し続けなければならないのかもしれません…。
こういった活動をとおして身に付けていく資質・能力はいわゆる「みえにくい学力」ですが、先がみえない未来の社会を歩んでいく今の子どもたちにとって、より一層求められる力なのかもしれませんし、今回のような活動は貴重な経験となると考えます。
特に児童会担当の職員においては本当におつかれさまでした。
子どもたちの自主的な姿をうれしく思うとともに、終わってほっとしていることでしょう。