5年生 道徳 「銀の燭台(しょくだい)」
- 公開日
- 2023/11/02
- 更新日
- 2023/11/02
5年
5年生の学習の様子です。
この日は、資料「銀の燭台(しょくだい)」
つまり、「レ・ミゼラブル」の主人公であるジャン・バルジャンを中心とした話について考えています。
自分なら大事なものを盗んだ人をゆるせる?
「絶対許せないよ」
「自分なら『盗まれた!』って言うな」
「だよな」
『許せる』⇔『許せない』
一人一人が自分の立場を黒板に名前磁石を貼ることで表しています。
写真ように3〜4人ほどは『許せる』に貼っています。
『許せない』に貼った多くの子からは、
「えっ?どうして?」
という声が…。
写真のように、近くの友達との話し合いにも熱が入っています。
身を乗り出すように、友達の話をききはじめています。
「悲しい事情があるなら、許してあげる」
「ああ…悩ましいな」
「悲しい事情か…」
「ぼくも条件付きならいいや」
学校は社会の縮図です。
様々な考えがある人が集い、関わりをとおして、悩んだり葛藤したり…しながら自らの考えを深めていきます。
そんなことを改めて感じる時間でした。
そして、ともすれば、多くの人に流されがちな意見ですが、しっかりと自分の考えを表明できる「心理的安全性」などが担保されている子どもたちの関係であることも感じました。
※公開が遅くなりましたが、10月25日(水)の授業です。