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5・6年生 能楽アウトリーチ「小田原こども能楽クラブ」

公開日
2024/11/06
更新日
2024/11/06

5年

11月5日(火)に、5・6年生対象の「能楽アウトリーチ」がありました。


まず、「能」についての説明がありました。

「能」は、伝統芸能で、650年以上前の室町時代にできたそうです。

足利義満が大好きで、当時は、日本全国で大勢の人々が見て楽しんでいた「文化」だとのこと。



次に、「能」の装束についての説明がありました。

衣装や「能面」について、説明しながら、子どもたちの前で「面」を身に着けてくださいました。

子どもたちは、興味深くその様子を見守っていました。


次に、「敦盛」という「能」の演技を見せてくださいました。

源氏に追われて平敦盛が兵庫まで逃げてきたが、船に乗れず、やむなく戦うが、負けて命を落としてしまう・・・というストーリーを、「謡」に合わせて、演じてくださいました。


一般的に、このような行事は、学校訪問では体育館で行うことが多いとのことですが、視聴覚室での実施でしたので、謡っている迫力ある声が間近で聞けて、演技もよく見えて、子どもたちは「能」の世界に完全に引き込まれていました。


最後に、「高砂や」という謡を謡ってみる体験をしました。

なかなか発声が難しそうでしたが、子どもたちは楽しんで声を出していました。


日本の文化の特徴は、「古いものを大切にする」ことだそうです。

小田原在住の出演者の方は、子どもたちに、「日本の伝統文化に触れて興味をもってもらえたら嬉しい」とおっしゃっていました。


海外でもたくさん「能」を演じていられるとのことでしたので、今後も日本の伝統文化の素晴らしさを世界中に広めていただきたいです。


最後に、6年生の代表児童がお礼の言葉を言って閉会となりました。

「社会科で学習したことが実際に体験できてうれしい。生で見られて迫力があった。謡が一緒にできて嬉しかった。」とのことでした。