4年生 社会科「災害に備えるまちづくり」
- 公開日
- 2024/10/03
- 更新日
- 2024/10/05
4年
10月3日(木)の4年生社会科の学習の様子です。
「災害に備えるまちづくり」の学習をしています。
この日は、地域にある「相日防災」という会社から、職員の方がゲストティーチャーにいらしてくださいました。
前半は、今年の1月1日に起きた能登半島地震の現地の被害の様子、避難所の様子等についてお話してくださいました。
実際に被災地に行かれ、避難所となっている小学校でボランティア活動をされたそうですが、現地に行って分かったことがいくつかあったそうです。
1 ご飯をもらえない人がいた
2 トイレの汚れや臭いが非常にあった
3 避難所の中で生活できない人もいた
抽選に当たった人だけテントで寝泊まりできるが、外れてしまった人は、車で寝泊まりしていたことなどを聞いて、本当に大変だな・・・と感じました。
後半は、「下中小学校で災害がおこったら」ということで、身近な地域についてのお話がありました。
ハザードマップを見て分かったことは次のとおりです。
1 台風の時に、高潮が学校まで届く可能性は低い
2 大きな地震が来たときに、学校までは津波が届く可能性は低い
3 大雨が降った時に、学校に洪水の被害が出る可能性は低い(ただし、中村川の近くは注意)
4 大雨が降った時は、学校の西側地区に注意(「公文」のあたりに土砂災害特別警戒区域がある)
災害が起こったときの行動の仕方についてもお話くださいました。
大きな地震がおきたら・・・
・コンクリートの壁や、電柱、古い建物から離れて広い所に逃げましょう
→建物の中にいるときには、机の下など体を守れる所に隠れましょう
→窓ガラスも割れるかもしれないので、離れましょう
→自動販売機も倒れて来るかもしれないので、離れましょう
大雨が降ったら・・・
・避難所に逃げられるのなら、迷わず避難しましょう
→もし、避難できない場合は少しでも高い所に移動しましょう(2階に行くなど)
・洪水になったら車は使いません
→水圧で扉が開かなくなり、車の外に逃げられなくなります
最後に、小田原市でも非常食や水などを備えてはいますが、お家でも、最低3日分の食糧を準備しておくことを推奨するとのお話がありました。
被災地の様々な写真を見せていただいたり、ボランティアとしての実体験を語っていただいたりしたことで、「災害に備える」ことの重要性を子どもたちは実感することができました。
「相日防災」の皆様、ご多用の中来校し、貴重なお話を聞かせてくださってありがとうございました。