10/26 校内研究担当より
- 公開日
- 2016/10/26
- 更新日
- 2016/10/26
できごと
学習の秋です。
本日、2年2組の授業をもとに研究会を開催しました。
前回のお知らせから、期間が空きましたので、本校が取り組んでいる研究について簡単に紹介します。
“集団の中で個の高まりを感じられる学習をめざして”
という研究テーマのもと授業を実施し、その授業について全職員が意見や考えを出し合い、研究を進めています。
全職員が同じ授業を見て、その授業について話し合う機会は一年間に6回設け、1年、2年、3年、4年、5年、6年、友愛級の代表者が授業を行っています。
本日は、2年2組の授業をもとに、研究内容について話し合いました。
かけ算の学習で「「いくつ分の数」が先に、「1つ分の数(基準量)」が後に示された問題で、式の意味について考えて立式し、説明する」ことが目標です。
具体的にお知らせしますと
「かにが5ひきいます。1ぴきに、はさみが2こずつあります。はさみは、ぜんぶで何こになりますか。」
という問題を、どのような式で表現するか考え、どうしてそのような式で表現したのかを説明するという学習です。
“5×2=10”
“2×5=10”
子どもたちは、どちらの式がふさわしいか悩み、考えます。
そして、図を使って考えたり、友達の考えを聞いたりして、どちらの式がふさわしいか考え判断します。
ここで、再度本校の研究テーマについて確認です。
“集団の中で個の高まりを感じられる学習をめざして”
本日の授業でも、子どもたちが自分の考えを出し合い交流する中で気づきが生まれ、よりよい式はどちらか判断することができました。
“あっているか間違っているか”
“○か×か”
だけで、子どもたちの学びを評価しがちですが、
下府中小学校では
“子ども達が自分の力でどう考えるか”
“互いの考えを聞き合い、よりよい考えを構築することができるか”
を大切にして研究に取り組んでいます。