5年生 国語 教材文「銀色の裏地」をとおして
- 公開日
- 2026/04/23
- 更新日
- 2026/04/23
できごと
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4月23日(木)
5年1組における国語の学習の様子です。
5年生の教室に入ると、ちょうど「自分の名前で自己紹介」の発表が終わるところでした。
「校長先生の前で読みたかったなあ。」という声が聞こえ、そのつぶやきを受けとめた担任が、すぐに「じゃあ、もう一回発表してみようか!」と声をかけました。
まさに“粋な対応”でした。
少し恥ずかしそうにしながらも、もう一度前に立ち、放送委員としての経験がにじむ落ち着いた声で発表していました。
こうした瞬間が日常的に積み重ねられているからこそ、学級・学年としての雰囲気のよさにつながっているのだと感じます。
その後の授業は、教材文「銀色の裏地」をもとに、登場人物同士の関係を「人物関係図」にまとめる活動でした。
年度はじめということもあり、オリエンテーション的な進め方ではありましたが、それでも一人一人が活動に没頭しようとする姿が印象的でした。
背景のひとつには、担任のこまめな“つぶやき”があります。価値を伝えるつぶやき、認めるつぶやき、ほめるつぶやき——
「そうだね。」
「みんないいですね。」
「なるほど、得意なんだな。」
といった言葉が、子どもたちの背中をそっと押していました。
また、悩んでいる子の様子に気づくと、その子に絶妙に聞こえるように、
「なるほど、○○に着目するといいね。」
とつぶやき、子どもが再び鉛筆を動かし始める姿もありました。
「色を使う方法もあるね。」
と活動の幅を広げる支援もあり、子どもたちが安心して学びに向かおうとする空気が教室全体に広がっていました。
また、担任は昨年度6年生を担任した際に扱った教材「海の命」で用いた人物関係図の見本を画面に映し、活動が苦手な子にもイメージが湧きやすいように支援していました。
経験を生かしたこうした手立てが、子どもたちの「やってみよう」という気持ちを支えているのだと感じます。
年度のスタートにふさわしい、あたたかさと集中が同居した時間でした。