【3年】成長の一コマ(3年1組学級便りより)
- 公開日
- 2025/01/31
- 更新日
- 2025/01/31
できごと
国語では、「モチモチの木」という物語文で「豆太はどんな子かな?」という問いを解決するために、一場面ずつ読み取っています。「ちいちゃんやルウの時みたいに、学びの教科書を使いたい!」ということで、今回も学びの教科書を使って読み深めています。4月には「たいくつだなあ。」という文に線を引いて、「たいくつだよ~。」と登場人物の気持ちを書き込んでいた子どもたち…。今では「霜が足にかみついた」という文に線を引き、「すごく痛い!」「血が出ていてもじさまを助けたい!」「それだけ勇気があるんじゃないかな。」と詳しく書き込みができるようになりました。「先生、家でじっくり考えていたんだけど、モチモチの木に灯がともったのは豆太に勇気があったからだって分かった。だって3場面に…。」と語りに来てくれる子もいました。このように他の場面とつなげて読む力も身に付きました。この1年でたくさん成長したところです。
何より感動したのは、私が忘れ物を職員室に取りに行った時のことです。私が教室を出たときにはペアや何人かで学び合っていたのですが、教室に帰ってくるとみんなで机を向き合わせ、話し合っていたのです。いつもタイマーをかけているのですが、それもかけていなかったので自分たちで声をかけ合ったようです。「すごい!」と私が感動していると、「当たり前じゃん。」という返答。その頼もしさに涙が出そうになりながら、子どもたちの意見を板書していました!自分たちで学ぼうとする姿勢がとても素晴らしく、自信をもって来年度に送り出せるなと思った瞬間でした。
残り2か月ですが、子どもたちの大きな可能性を大切にしていきたいと思います。