給食週間…栄養士の話
- 公開日
- 2025/01/21
- 更新日
- 2025/01/21
できごと
20日(月)の給食の時間、「お昼の放送」で栄養士から話がありました。
内容は、次のとおりです。
明治22年、山形県の忠愛小学校で、おにぎり、焼き魚、つけ物を出したのが、学校給食の始まりです。
全国に広がった学校給食ですが、その後の戦争により食べ物がなくなり、出すことができなくなってしまいました。
戦後、子どもたちの栄養状態が悪かったことから、子どもたちを救うために、学校給食を出すようになり、今の給食へとつながっています。
今の学校給食は、給食を食べて栄養をとるだけではなく、食べ物や日本の食生活について学んだり、みんなと一緒に食べる時のマナーを覚えたりする時間でもあります。
また、給食がみなさんのところに届くまでには、農家の方など食べ物を育てる人、それを運ぶ人、調理場で料理を作る人、教室で給食を配る給食当番など、多くの人が働いていることも知ってほしいと思います。
調理員さんたちは、みんなが残さず食べていると「よかった。」と喜んでいます。
できるだけ残さないように食べること、ルールを守って片付けること、「いただきます」、「ごちそうさま」のあいさつをする時に「ありがとう」の気持ちをもつこと、自分でもできることは何か、考えてみましょう。
今週は、給食週間です。
給食ができるまでのことや食べ物について考え、感謝の気持ちをもって食べましょう。
今年の給食週間のメニューは、小田原献立2日と、パンの日・麺の日・ごはんの日でそれぞれ1日ずつ、アンケートで人気があったものとなっています。
今日のABCスープは、アルファベットや数字の形をした小さなマカロニが入った野菜スープで、多くの地域の学校給食で人気のメニューとなっていますが、国府津共同調理場でもアンケートで約半分の人が選ぶくらい人気でした。
明日と金曜日の小田原献立では、小田原で有名な梅や、地魚の練り物、みかん、鯵(あじ)などを使用します。
小田原は自然豊かでおいしいものがたくさんあります。
小田原で有名なもの、ぜひ覚えておいてください。
これで話を終わります。
ありがとうございました。