5/27 時こくと時間1 〜3年生〜
- 公開日
- 2020/05/27
- 更新日
- 2020/05/27
お知らせ
提出してもらった臨時休業中の算数の課題を確認している中で、再度ご家庭で確認してもらいたいポイントを、お知らせします。(学校再開後に、学校でも指導します。)
確認してもらいたいポイントは、時こくと時間の学習に関することです。
教科書24ページに
「学校を午前8時50分に出発して、30分間歩いて公園に着きました。公園に着いた時こくは、何時何分ですか。」
という問題があります。
数の線(数直線)にして考えることが、3年生で身に付けたいことなのですが、今回お知らせするポイントは、この学習の前に、確実に身に付けておいてほしい考え方です。
それでは、本題に入ります。
もし、問題の「出発時刻が午前8時10分」であれば、そんなに難しくないですね。
10分に30分をたして、40分。
公園に着いた時刻は午前8時40分
と簡単に計算することができます。
今回の問題の難しさは、分どうしをたすと
50分に30分をたすと、80分になることです。
「午前8時80分」という時こくが存在しないから難しいのです。
計算をメインにして考えるのであれば、80分=1時間20分
1時間なので、8時に1時間たして9時。
残りの20分とあわせて、午前9時20分となります。
ただ、このような計算をスムーズに行えるようになるためには、その前に
“時こくと時間の基礎となる考え方”
を身に付けていなければ難しいです。
長くなりましたが、今回ご家庭で再度確認していただきたいポイントはこちら
“何分たつと、○時ちょうどかな?(○時ちょうどまで、あと何分かな?)”
という考え方です。
この考え方をもとに、今回の問題に取り組みます。
出発した時刻が午前8時50分ですから
“10分たつと午前9時ちょうど”
です。
歩いた時間は30分間なので、あと20分間歩きます。
ここまで分かれば、もう簡単ですね。
午前9時から、20分間歩くので
答えは午前9時20分です。
私たち大人も、このように考えることが多いと思います。
このように考えることができるから、時間の計算をして、時こくをもとめることができるのです。
それでは、この考え方を使ってもう一問チャレンジしましょう。
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