いじめ対応研修
- 公開日
- 2023/11/02
- 更新日
- 2023/11/02
できごと
放課後、いじめ対応研修を行いました。
まずは、「いじめに関する自己点検」シートで、「いじめ」や「いじめ対応」に関する意識をチェックしました。
2013年に「いじめ防止対策推進法」が施行されて、今年でちょうど10年。
「いじめ」の定義も変わり、適切な対応の仕方が求められています。
法律で定める「いじめ」の定義は、「児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」とされています。
ベテラン教員も、従来の認識のままでは、適切に対応できないこともあります。
また、若手教員も、小学校教員は担任一人で抱え込んでしまう傾向があるため、学年全体や学校全体で…というようにチームで対応することが求められていることを意識する必要があります。
後半は、2つの事例(生徒からの訴えを受けた時の対応、保護者から相談を受けた時の対応)をもとに、望ましい対応の在り方を話し合いました。
ロールプレイング(役割演技)を取り入れて、「こういう対応をすればいいのでは…」と思える対応を実際に演じてみました。
「いじめ」がないに越したことはありませんが、「いじめはいつでも、どこにでも起こりうる」という意識をもちながら、未然防止・早期発見・早期対応に取り組んでいます。
今日の研修で、児童や保護者の方の思いに寄り添いながら、きちんと対応の方針を共有したうえで、チームで取り組むことを確認しました。