学校日記

インクルーシブ教育推進に係るオンライン会議

公開日
2023/07/27
更新日
2023/07/27

できごと

27日(木)の午前、小田原市教育委員会と本校とで「インクルーシブ教育推進に係るオンライン会議」が開かれました。
小田原市では、国籍、障がいの有無に関わらず、全ての子どもができるだけ同じ場で共に学び育つインクルーシブ教育の実現を目指し、ひとそれぞれの教育的ニーズに対し、自立と社会参加を見据えながら、最適な教育活動を行うための多様で柔軟な仕組みづくりを進めています。

この会議では、各校の校内支援体制の現状、今年度の取り組みの状況、成果や課題について、確認・相談をしながら、今後の推進に向けて助言をいただきます。本校では、管理職とインクルーシブ教育担当、教育相談コーディネーターがオンライン会議に参加しました。

今年度、インクルーシブ朝会を開催し、「得意なことや苦手なことを含めて、一人一人、それぞれ違っていい」「苦手なことを克服するために、自分に合った学習の場を選べる。」ということを、児童と確認をしました。その際、「友達の苦手なことを嘲笑することなく、むしろ、がんばって克服しようとする向上心を認めることが、美しい心」だということにも触れました。
そして、保護者の皆様にもお知らせをしましたが、個別支援学習の場を設けることで、その子に合った学習の場をなるべく確保しようとする試みを6月からスタートしています。
ラーニングルーム(LR)の児童が通常学級の児童と共に学ぶ交流・共同学習の場も、一人一人の状況に合わせて、設定しています。

本日の会議を通して、まだまだ課題があることも確認できました。
インクルーシブ教育の推進を目指し、課題克服に向けて、できることから取り組んでいきたいと思います。