【6年】道徳『ロレンゾの友達』…友情とは?
- 公開日
- 2023/06/07
- 更新日
- 2023/06/07
できごと
『ロレンゾの友達』という話を読んで、「友情を深めていくために大切なこと」を考えます。
話のあらすじは、20年ぶりに帰郷する友達のロレンゾに「会社のお金を持ち逃げをした疑いがあり警察が探している」という噂があることを知り、アンドレ、サバイユ、ニコライの3人は、友達に対してどのように関わればよいか悩み、葛藤するという物語です。
「お金を持たせて黙って逃がす。」と言うアンドレ。
「自首を勧めて、だめなら逃がす。」と言うサバイユ。
「自首を勧めて、だめなら警察に伝える。」というニコライ。
3人それぞれの考えについて話し合うことを通して、友情を深めるためには何が必要なのかを考えます。
今日のクラスでは、アンドレ派は0人、サバイユ派とニコライ派に分かれました。
友達だから逃がすのか、友達だからこそ罪を償うように警察に伝えるのか…。
思いはいろいろ。近くの子と意見交換をした後、全体で発表。
仲間の意見を聞きながら、うなずき、自分自身の考えを顧みている子もいたようです。
さらに、ロレンゾが無実だったことを知り、無事に4人で再会したときに、どう関わればよいかを話していた内容をロレンゾに話さなかった3人の思いも考えました。
その上で、友情を深めるためには何が大事かをもう一度考えました。
さすが6年生。
いろいろな視点から登場人物たちの思いを考え、友情についての考えを深めていました。