【校長のつぶやき】学びのスタイルが定着している1年生(令和4年11月4日・金)
- 公開日
- 2022/11/04
- 更新日
- 2022/11/04
校長のつぶやき
1年生の研究授業を見て、その立派な姿勢に思わず感心してしまいました。わずか7か月にこんなにも成長するのかと…。
まず、挙手の仕方、発表の仕方、友達の発言への反応の仕方…どれもしっかりとしていました。
また、担任は、同じ課題で「教科書から長い文を書き出すもの」と「( )の中に教科書から選んだ語句を入れるもの」との2種類のワークシートを用意していましたが、子供たちは自分自身でどちらのワークシートに取り組むかを選択していました。
周囲の友達との意見交換も、積極的に取り組んでいます。担任の話では、この「じどう車くらべ」の学習では、周囲と意見交換の活動を昨日から始めたばかりなので、昨日、休んでいた子は戸惑うのではないかと心配していたとのこと。しかし、周りの子がその休んでいた子に声をかけ、スムーズに取り組むことができていたとか…。子供同士の気遣いもまたすばらしいです。
友達との意見交換で新たに分かったことも、ワークシートにしっかりと書けていました。
本当にすばらしいです。
もちろん、このようなすばらしい成長の裏には、担任の細かな気配りと支援があります。どのような姿勢で授業に臨むことがよいのか、日頃からの声かけと称賛が欠かせません。2種類のワークシートを用意するということも気配りの一つと言えるでしょう。机の間を巡りながら、一人一人の取り組み具合、困り具合などをとらえ、必要に応じて行う適切な声かけや支援(教育用語では〈机間指導〉と言っています。)もまた、子供たちの自信につながり、授業へのやる気にもつながっています。本時でも、そのような姿が数多く見られました。
担任は、「子供たちがすごいんです。」と謙虚に言っていましたが、両者のプラスが相乗効果となって、このような学級集団に育っているのだと思います。今後のさらなる成長が楽しみです。