学校日記

地域とつながることが 一番の防犯!

公開日
2024/11/02
更新日
2024/11/02

できごと

 ※教頭がつぶやきます。

 先週、国府津地区防犯活動協議会の情報交換会に参加させていただきました。この会には、コンビニエンスストアの関係者の方も参加されていたのですが、

「国府津小の子どもたちは、あいさつがよくできる。商品を買った後も、『ありがとうございました』と言ってくれる子が多い。」

と教えてくださいました。近頃、インターネット上では、「お金を出して商品を買った側(客)が、『ありがとう』を言う必要があるのか」ということが話題になっています。個人的には、どのような場面でもさりげなく「ありがとう」が言えるのは、素敵なことだと思いますが…。参加されていた自治会の方々も、

「最近の国府津小の子どもたちは、よくあいさつができているよ。」

と褒めてくださいました。また、小学生が、コンビニエンスストアの前でゴミを散らかしたり、地べたに座ってたむろしたりすることもないそうです。購入したお菓子を食べた後、ゴミを店内のゴミ箱にちゃんと捨てることができている…との事でした。

 このような子どもたちの姿があるのは、学校での指導だけではなく、ご家庭や地域の方々が様々な場面で見守り、声をかけてくださっているおかげです。まさに、国府津地区の統一スローガン「子どもは宝 守ろう育てよう こうづっ子!」の通り、地域ぐるみで子どもたちを育ててくださっていることを、改めて感じました。


 また、地域の方から、次のようなエピソードを教えていただきました。数年前の卒業式の朝のこと。ある6年生が、毎朝「おはよう」と声をかけてくださる登下校の見守りボランティアさんに、

「今日で僕たちは、卒業します。1年生の時から今まで、ありがとうございました。」

と、6年間の感謝の気持ちを伝えていたそうです。あいさつを通して、子どもたちと地域の方とが心の交流を図ることができたというエピソードに、とても感動しました。


 最後に、ある自治会長さんが、

「子どもたちが、地域の人と交流することが防犯につながっていく。」

とおっしゃっていました。あいさつだけではなく、地域の行事に参加したり、地域の方をゲストティーチャーとしてお招きしたりすることを通して、子どもたちが地域の方とつながることが、一番の防犯になるのではないか…。私も、このお話を聞いて「なるほど!」と思いました。今後、教頭として、国府津小の子どもたちと地域の方とをつなげる役目を担うことができたらいいな…と感じました。

 今回のように、学校外での子どもたちの様子を教えていただけることは、大変ありがたいことです。防犯活動協議会の皆様、ありがとうございました。